[ロンドン 23日 ロイター] - スイスの食品大手ネスレが23日発表した第2・四半期決算は、買収や為替変動の影響を除いたオーガニック売上高の伸びが市場予想をわずかに上回った。
同社はまた、水・プレミアム飲料事業について、投資会社プラチナム・エクイティとの合弁会社を通じて約30億ユーロ(34億3000万ドル)を調達する見通しを示した。
通期のオーガニック売上高伸び率については、3─4%になる見込みだとし、従来予想の「約3%」から上方修正した。
ネスレとプラチナム・エクイティは、合弁会社に50%ずつ出資する。ポートフォリオは120カ国で販売される30超のブランドで構成され、サンペレグリノ、ペリエ、アクアパンナのほか、世界ブランドの「ネスレ・ピュア・ライフ」や主要な地域ブランドが含まれる。
ネスレは、下期の基調的な営業利益率について、コーヒーとカカオのコスト低下を背景に上期を上回るとの見通しを示した。ただ、「中東紛争に起因する輸送・エネルギーコストの幾分の上昇」も見られていると指摘した。
第2・四半期のオーガニック売上高は前年同期比3.7%増。アナリストの予想平均は3.6%増だった。
値上げ率は1.9%で、アナリストの予想平均1.8%を上回った。販売数量を示す実質内部成長率は1.8%で、予想と一致した。