[20日 ロイター] - 韓国のバイオ医薬品受託開発製造大手サムスン・バイオロジクスは、スイスの医薬品受託製造会社ポリペプチドに対し、14億6000万スイスフラン(18億1000万ドル)の全額現金による株式公開買い付け(TOB)を行う。両社がそれぞれ声明で発表した。

ロイターの試算では、1株当たり44.31スイスフランの買収提示額は、ポリペプチドの17日終値(41.75スイスフラン)に約6.1%上乗せした水準。

サムスン・バイオロジクスによると、TOBは8月末までに開始し、年内に完了する見込み。買収が実現すれば、GLP-1受容体作動薬など急成長している肥満症・糖尿病治療薬を含むペプチド系治療薬分野において同社の受託製造能力が拡大すると述べた。

ポリペプチドは、取締役会が全会一致で株主にTOBへの応募を推奨したと明らかにした。

サムスン・バイオロジクスは、取引完了後に残存する少数株主の株式を強制買収する方針。ポリペプチドをスイス証券取引所から上場廃止にし、完全子会社化することを目指す。

ポリペプチドによると、同社株式の約55.65%を保有する筆頭株主のドラウプニル・ホールディングはこの取引を支持しており、保有する全株式についてTOBに応じる方針という。

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