Stephen Culp Ragini Mathur
[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米国株式市場は続落。年初来の上昇相場をけん引してきた人工知能(AI)関連銘柄の売りを受け、リスクオフの動きが市場全体に広がった。
主要株価3指数は軒並み下落して取引を終え、週間でもマイナスとなった。
フィラデルフィア半導体指数は1年超ぶりの大幅な週間下落となり、月初来の下落率は約18%に達した。それでも同指数は年初来では約65%上昇しており、同期間のS&P総合500種の約9%上昇を大きく上回っている。
一部の投資家は、AI関連の支出ブームの減速に備えたポジション調整を始めており、一部のアクティブ運用マネジャーは既にエクスポージャーを縮小していることがロイターの分析から分かった。
カーソン・グループのチーフ市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は「市場は半導体疲れに陥っているようだ。半導体株はここ4週のうち3週で下落している。過熱しすぎた株価がようやく現実的な水準に修正されつつある」と述べた。
超大型ハイテク7銘柄「マグニフィセントセブン」では、アップルを除く全てが下落。メタとアルファベットの下げが最もきつく、それぞれ2.7%安、3.2%安だった。
S&Pの主要セクターでは、通信サービスと一般消費財の下げが最もきつかった。一方、エネルギー株は唯一上昇。イラン戦争の敵対行為激化の兆しを受けて原油価格が急伸したことが追い風となった。
その他の個別銘柄では、ネットフリックスが7.3%急落。業績見通しが市場予想を下回り、コンテンツ成長の勢いの持続性に対する懸念が広がった。
配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズは2.1%下落。ドイツのフードデリバリー大手デリバリーヒーローに対し、企業価値を約148億ドルと評価する内容の株式公開買い付け(TOB)を発表したことが材料視された。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.94対1の比率で上回った。
ナスダックでは値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.76対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は175億5000万株。直近20営業日の平均は208億7000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 52146. -406. -0.77 52426 52610 5198
42 55 .46 .97 6.74
前営業日終値 52552.
97
ナスダック総合 25520. -361. -1.40 25412 25703 2525
24 70 .26 .01 0.63
前営業日終値 25881.
95
S&P総合500種 7457.6 -76.0 -1.01 7447. 7498. 7431
9 8 52 47 .26
前営業日終値 7533.7
7
ダウ輸送株20種 22723. -102. -0.45
87 73
ダウ公共株15種 1149.0 -4.02 -0.35
6
フィラデルフィア半導体 11673. -193. -1.63
89 62
VIX指数 18.77 +2.04 +12.1
9
S&P一般消費財 1890.2 -30.3 -1.58
7 1
S&P素材 630.37 -5.50 -0.86
S&P工業 1518.8 -6.09 -0.40
0
S&P主要消費財 943.20 -7.34 -0.77
S&P金融 935.77 -8.56 -0.91
S&P不動産 289.21 -0.03 -0.01
S&Pエネルギー 881.27 +10.1 +1.16
0
S&Pヘルスケア 1878.1 -8.21 -0.44
3
S&P通信サービス 461.73 -11.2 -2.38
4
S&P情報技術 6533.9 -73.0 -1.11
8 5
S&P公益事業 458.71 -3.34 -0.72
NYSE出来高 14.81億
株