[17日 ロイター] - 米動画配信サービス大手ネットフリックス株が17日、一時10%強急落し、約2年ぶり安値に迫った。この下げが続けば、時価総額は約350億ドル失われる勢いだ。
ネットフリックスが16日に発表した第3・四半期業績見通しは市場予想を下回った。さらに、視聴時間に関するエンゲージメントレポートの公表頻度を縮小する方針を示したことで、同社の成長のピークが過ぎた可能性があるという懸念が強まった。
クイルター・シェビオットのテクノロジー調査責任者ベン・バリンジャー氏は、「業績が芳しくない状況で、投資家からデータポイントを取り上げれば、市場から罰せられることになる」と述べた。
ネットフリックスは、エンゲージメントは「健全」で、上半期の視聴時間は前年同期の1.5%増から2%増に伸びたとしているものの、フォレスターのリサーチディレクター、マイク・プロウルクス氏は「エンゲージメントがとりわけ注目を集めている時期に、その報告を控えることは、『何か見られたくないことがあるのでは』という印象を与えかねない」と指摘した。
ネットフリックス株は2025年6月に最高値を記録した後、44%値下がりし、今年だけでも20%超下落している。
業績見通しが予想を下回ったことを受け、アナリストの少なくとも18人が目標株価を引き下げた。しかし、目標株価の中央値は依然として16日終値を約40%上回っている。