Hiroko Hamada

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比2.79%(1915円97銭)安の6万6835円54銭で取引を終えた。前日の米半導体株安の流れを引き継いだほか、韓国株の急落が重しとなり、日経平均は一時3.28%(2252円02銭)安となった。指数寄与度の大きいAI(人工知能)・半導体株の売りが強まり、相場を押し下げた。

日経平均は前営業日比1.24%(851円08銭)安でスタートした後、下げ幅を拡大し、前場序盤に6万6499円49銭まで下落した。その後はマイナス圏でもみ合う動きが継続。後場には、注目されていた台湾積体電路製造(TSMC) の決算が公表され、同社の第2・四半期の純利益が前年同期比77%増とと伝わった。一方、半導体関連銘柄への売りは継続し、指数の重しとなった。

韓国株市場では、半導体大手SKハイニックスが急落。韓国の金融委員会(FSC)が、株式市場の安定性を高めるため、個別株レバレッジ型ETFに関する新たな措置を近く発表すると明らかにすると伝わり、需給懸念が高まったとの指摘も聞かれた。

日経平均は軟調な動きとなったが、決算を手掛かりにした物色も引き続きみられ、内需関連への買いが相場を下支えした。

市場では「中国のメモリーチップ最大手、長鑫存儲技術(CXMT)の新規上場などもあり、半導体業界を巡る競争激化が警戒されている」(岡三証券のシニアストラテジスト・大下莉奈氏)との声が聞かれた。大下氏は「国内では今月末から3月期決算の業績が公表されるので、それを前に様々な思惑で調整が出ている」と指摘。目先の日経平均は、決算を見極めるムードへ入り様子見が続くのではないか、という。

TOPIXは1.45%安の4028.79ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.45%安の2077.97ポイントだった。プライム市場の売買代金は9兆5639億8400万円だった。東証33業種では、輸送用機器、パルプ・紙、小売など10業種が値上がり。非鉄金属、金属製品、電気機器など23業種は値下がりした。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が反落し、2.34%安の719.47ポイントだった。

個別では、キオクシアホールディングスが15%超安と大幅下落。東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループも軟調。

一方、前日に決算を発表したサイゼリヤはストップ高。ベイカレントも堅調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが446銘柄(28%)、値下がりは1070銘柄(68%)、変わらずは42銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 66835.54 -1,915.9 67900.43 66,499.49

7 ─68,069.82

TOPIX 4028.79 -59.33 4056.24 4,021.50─

4,065.70

プライム市場指数 2077.97 -30.61 2091.56 2,074.27─

2,096.94

スタンダード市場指数 1628.63 -17.69 1640.69 1,627.73─

1,642.55

グロース市場指数 927.62 -21.70 945.74 926.15─95

1.26

グロース250指数 719.47 -17.27 734.11 718.16─73

8.94

東証出来高(万株) 212015 東証売買代金(億 95639.84

円)

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