Mayu Sakoda
[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比0.74%(500円77銭)高の6万7743円50銭で取引を終えた。朝方は米株安や中東情勢を巡る懸念から利益確定売りが先行したが、時間外取引での米株先物指数や韓国の総合株価指数(KOSPI)の持ち直しを受け、指数寄与度の高い人工知能(AI)や半導体関連株の一角が切り返し、日経平均を押し上げた。市場では、決算発表を控え、業績改善への期待が相場を支えているとの声も聞かれた。
日経平均は小幅安で寄り付いた後、一時、前営業日比1.45%(974円13銭)安の6万6268円60銭まで下落した。その後はプラス圏とマイナス圏を行き来するもみ合いとなり、後場には持ち直して0.83%(557円45銭)高の6万7800円18銭の高値をつけた。米株先物指数など外部環境の持ち直しを背景に、投資家心理が改善した。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジストは「景気敏感株や内需株への循環物色が一巡しつつある中、今月下旬から本格化する決算で堅調な業績が確認されるとの期待もあり、AIや半導体関連株に再び資金が回帰するタイミングを探る動きが出始めている」と話す。また、足元では6万7000円が心理的な節目として意識されており、この水準では押し目買いが入りやすいという。
個別では、前日に決算を発表したSansanが9%超高で東証プライム市場の値上がり率3位。ブックオフグループホールディングスも5%超高としっかり。パークチケットの値上げが材料視されたオリエンタルランドは3%超高。週末の決算が嫌気され、前日にストップ安水準で引けた安川電機は、きょうも売られ、8%超安で東証プライム市場の値下がり率トップとなった。
TOPIXは0.79%高の4038.98ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.78%高の2083.2ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆7628億7500万円だった。
東証33業種では、値上がりは鉱業、海運、化学、サービスなど30業種、値下がりは非鉄金属、機械、ガラス・土石製品の3業種だった。
主力株では、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、キオクシアホールディングスが2─3%超高で、3銘柄で日経平均を450円程度押し上げた。資生堂、川崎汽船が4─5%超高。半面、ファーストリテイリングは1%超安、パナソニック ホールディングスは5%超安だった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が反発し、0.66%高の721.57ポイントだった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1185銘柄(76%)、値下がりは327銘柄(20%)、変わらずは46銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 67743.50 +500.77 67002.94 66,268.60─
67,800.18
TOPIX 4038.98 +31.49 4012.78 3,984.49─4
,047.12
プライム市場指数 2083.20 +16.17 2070.26 2,055.15─2
,087.31
スタンダード市場指数 1631.65 +5.97 1625.97 1,621.17─1
,632.91
グロース市場指数 930.83 +5.38 925.86 921.65─932
.39
グロース250指数 721.57 +4.70 717.45 713.84─722
.97
東証出来高(万株) 240022 東証売買代金(億 107628.7
円) 5