[ワルシャワ 14日 ロイター] - ポーランドのトゥスク首相は14日、ウクライナで近く和平が実現する可能性は極めて低いとの見方を示した上で、ロシアは少なくとも冬まで紛争を長期化させるだろうと述べた。
同氏は北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長、ウクライナのゼレンスキー大統領と情勢について協議したと明らかにした。
パリで記者団に対し「ロシアとプーチン(大統領)の強硬な姿勢を踏まえると、近い将来に停戦や和平合意に至る可能性は現時点では低い」と指摘。「現在誰もがロシアによる戦闘の激化を予想しており、ロシアが少なくとも冬までは戦争を長引かせようとする可能性はかなり高い」と述べた。
また将来的に和平合意や停戦が実現した際、ウクライナや周辺地域の安全を確保できるよう、ポーランドが秋にフランス、英国との共同軍事演習を主催する方針を示した。「本日パリに集まった(有志)連合全体がウクライナだけでなく周辺地域に対しても、実効性のある安全保障を提供できるよう準備するための演習となる」と語った。