Shubham Batra

[ニューデリー 13日 ロイター] - インド政府が13日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.38%上昇した。伸び率は1年5カ月ぶりに中央銀行の目標を上回り、中東紛争長期化によるリスクにさらされる中、利上げに向けた環境が整いつつある。

伸び率はロイターがまとめた市場予想(4.3%)も上回った。

イラン戦争に伴う供給の混乱や季節性降雨の遅れを受けた燃料・食品コストの上昇が伸びを主導した。

インド準備銀行(中銀)はインフレ目標を上下2%の許容幅を伴う4%に設定している。6月には政策金利を据え置いたが、供給面からの圧力による波及効果を注視し、インフレ見通しを引き上げた。

クオントエコ・リサーチのエコノミスト、ユビカ・シンガル氏は「2026/27年度のCPI上昇率の平均見通しを5.1%に据え置く。年度後半に25─50ベーシスポイント(bp)の利上げを予想している」と述べた。

インドの会計年度は4月から翌年3月まで。

国営燃料小売業者は5月に価格を4回引き上げ、これを受け6月の交通関連インフレ率は4.31%と、前月の1.75%から加速した。

食品のインフレ率はモンスーンの降雨不足を背景に、5月の4.78%から6月には5.32%へと加速した。

エコノミスト2人の推計によると、6月のコアインフレ率は3.9─4%だった。

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