Hiroko Hamada

[東京 13日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比1.12%(770円87銭)安の6万7786円86銭となった。中東情勢の緊迫や原油高が重しとなり、日本株は軟調に推移した。一時プラス転換する場面もあったが、買いは続かなかった。今週は海外で大手半導体企業の決算を控え、関連銘柄でポジション調整が出たとの指摘もあった。

・日経平均は前営業日比0.21%(147円10銭)安でスタートした後プラス転換したが、再びマイナス圏に沈み1.94%(1327円28銭)安の6万7230円45銭まで下落。

・中東情勢を巡っては、米国とイランが、ミサイルとドローン(無人機)による激しい攻撃の応酬を繰り広げ、先行き不透明感が高まる。米WTI原油先物は1バレ=74ドル台まで上昇。

・個別材料を手掛かりにした物色は活発。前週末に決算発表を発表した銘柄では安川電機がストップ安となった一方、良品計画は株式分割考慮後の上場来高値を更新した。

・金融株はしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループが2%超高となり、時価総額首位。

・TOPIXは0.2%安の4027.82ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆9879億6800万円。

・東証33業種では、銀行、証券、商品先物取引、鉱業など19業種が値上がり。電気機器、電気・ガス、ガラス・土石製品など14業種が値下がり。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが752銘柄(48%)、値下がりは755銘柄(48%)、変わらずは51銘柄(3%)

<いちよし証券 投資情報部 銘柄情報課課長 及川敬司氏>

「中東情勢の悪化が投資家心理に影響している面はありそうだ。今週はオランダの半導体製造装置メーカーASMLや台湾積体電路製造(TSMC)の決算も控え、関連銘柄の一部でポジション調整が進んでいる」

「国内の製造業企業を中心に決算発表が本格化する今月末までは、様子見も広がりやすく日経平均は横ばい圏か」

「引き続き国内の長期金利の動向には注意。金利高続けば株価の重しになりやすい」

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