Hyunjoo Jin Pritam Biswas Kane Wu

[ソウル 9日 ロイター] - 韓国の半導体大手SKハイニックスは9日、米国市場に上場する米国預託証券(ADR)の公募価格を149ドルに設定した。調達額は約265億ドルとなる。規制当局への届け出で明らかになった。人工知能(AI)サプライチェーン(供給網)で中核を担う企業に対する投資家の旺盛な需要が浮き彫りになった。

ADRはナスダック市場で10日から「SKHY」のティッカーで取引を開始する。参照価格は、ソウル上場株の3日終値に基づき、ADR1単位当たり24万2500ウォンとしていた。9日の同社株終値は218万6000ウォンで、ADR10単位が普通株1株に相当する。

SKハイニックスによると、ADR上場による調達額はウォン建てで40兆ウォンとなり、当初予定の43兆ウォンから下方修正された。新株の発行価格は1株当たり225万ウォン。

調達資金はAI半導体需要の急増に対応するための新工場や設備に充てられる。

関係者によると、同社のADRに対する需要は募集枠の7倍超に達した。

今回の案件はバンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ゴールドマン・サックス、JPモルガンが引受主幹事を務める。主要上場先は引き続きソウルとなる。SKハイニックスによると、ADRの引受手数料は3890億ウォン。

同社によれば、ベイリー・ギフォード・オーバーシーズ、コーチュー・マネジメントが運用する投資ファンド、シチュエーショナル・アウェアネス・パートナーズは合計で最大70億ドル相当のADRを購入する意向を示している。

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