Atsuko Aoyama

[東京 9日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 162.36/162.38 1.1430/1.1432 185.60/185.61

午前9時現在 162.54/162.55 1.1418/1.1424 185.64/185.65

NY午後5時 162.59/162.60 1.1414/1.1418 185.61/185.65

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場から小幅にドル安/円高の162円前半で推移している。中東情勢の緊迫化に伴うドル買いは一服したものの、日本の財政懸念もくすぶる中でドル/円は底堅く推移した。

ドルは162円前半から162円半ばを中心とするもみ合いが続いた。前日は米国とイランの対立激化が意識されて40年ぶり高値に迫ったが、きょうの東京時間はドル買い一服となった。引き続き円売りは根強く、ユーロ/円も185円後半で底堅く推移した。

為替介入への警戒感が引き続きドル/円の上値を抑えているとの見方がある。「介入に対する恐れは市場に広がっており透明な壁があるようだが、海外時間になるとじりじりと上昇する傾向もある」(ステート・ストリート銀行東京支店長の若林徳広氏)との指摘が聞かれる。

財政拡張懸念などを背景に円債市場では長期債の利回り上昇が続いており、通貨市場でも「財政悪化懸念に日銀の独立性への懸念と、円を売る積極的な理由がある」(SBIFXトレードの上田真理人社長)との声がある。

一方、膨張する日本の債務は「新しい話ではない」(ステート・ストリート銀の若林氏)として、むしろインフレを背景とする金利上昇など投資を呼ぶ環境ができつつあり、「円買いを進めるきっかけを待つ投資家もいる」(若林氏)との見方も聞かれた。

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