[パリ 8日 ロイター] - フランス中部で発生した山火事が、モルトミエの町の住民に危険を及ぼしているほか、近郊にある防衛大手KNDSの弾薬生産拠点に迫っており、爆発やさらなる火災を引き起こす恐れがあると、地元当局が8日明らかにした。

KNDSは弾薬生産施設が山火事の脅威にさらされていることを認め、施設の従業員500人を避難させたと説明した。当局によると、モルトミエでは住民845人のうち約100人が最も危険性の高い地区から避難し、町役場に身を寄せている。

中部シェール県の知事はXへの投稿で、同施設への通行は禁止されているとし、周辺住民に屋内退避を呼びかけた。

南欧では先週から山火事が広がっており、フランスでは数千人が避難を余儀なくされている。

5月と6月にフランスと西欧全域を襲った熱波で広大な土地が乾燥しており、今年は特に山火事が発生しやすい状況となっている。仏南西部では今週、再び気温が40度に達すると予想されている。

欧州委員会はキプロス、ギリシャ、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガルの高リスク地域に、欧州14カ国から過去最多となる777人の消防士を事前配置している。

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