[北京 8日 ロイター] - 中国国営の新華社は8日、国家気候センターの予測として、今夏から秋にかけて東部太平洋型の強い、あるいは非常に強いエルニーニョ現象が発生する見通しで、中国全土で2026年と27年に洪水や熱波といった異常気象のリスクが高まる恐れがあると報じた。

・赤道太平洋では中部と東部の海面水温が6月初め以降上昇しており、主要海域では1.6度と、5月から0.64度上昇した。国家気候センターは海面水温がさらに上昇すると予想しているという。

・同センターは、エルニーニョを含む各種気候現象の影響下で、7月と8月に豪雨、洪水、干ばつ、熱波、台風などの異常気象が発生する可能性があるとみている。

・エルニーニョが秋から冬にかけて最盛期に達すると、中国南部では降水量が増える可能性があり、国内の大半で平年より高温になると予想されている。

・一方、27年春から夏にエルニーニョが弱まるにつれて豪雨が予想され、長江流域を含む複数の河川流域で洪水リスクが高まる。夏の熱波はより強く、より広範囲に及ぶ公算が大きいとみられている。

・降水量の増加は東北部や華北など主要な穀倉地帯に影響する恐れがある一方、北西部では干ばつリスクへの備えが必要になるという。

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