[8日 ロイター] - トランプ米大統領が主導して設置したパレスチナ自治区ガザの暫定統治機関「平和評議会」の幹部は、ガザで人道支援モデル区域を試験的に導入する計画を進めていると明らかにした。イスラム組織ハマスとの停戦・和平計画第2段階で合意に至らなくても実施する方針という。

計画では、安全が確保された地域に数万人規模の住民を受け入れ、食料や医療などの支援を拡充する。同区域への参加は強制ではなく、住民の意思で選択できる。

区域内ではガザ行政を担うとされるパレスチナ人技術者組織「ガザ行政国家委員会(NCAG)」が統治を行い、新たに訓練された警察部隊や多国籍の国際安定化部隊(ISF)が治安維持を担う構想となっている。

一方、ハマスと仲介国のエジプト、カタール、トルコなどによる和平計画第2段階の協議は依然として合意に達していない。

ハマスは6日、ガザでの事実上の政府を解散し、NCAGへの権限移譲の用意があると表明。これに対し平和評議会は歓迎しつつも、「評価は約束ではなく行動に基づく」との声明を出した。イスラエル側はハマスの対応を「見せかけ」と批判している。

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