Michael Martina

[ワシントン 8日 ロイター] - 米国務省当局者は8日、中国軍による6日のミサイル発射実験について、米国への事前通告はわずか数時間前で、詳細も不十分だったと述べた。

中国国営メディアによると、同国軍は6日、原子力潜水艦から太平洋に向けてミサイルの発射実験を実施。米国や日本、オーストラリア、ニュージーランド(NZ)、台湾は批判や懸念を表明した。

米当局者は「中国から米国への通告は発射のわずか数時間前で、十分な詳細も提供されず、他の全てのP5核兵器保有国が採用している基準を大きく下回るものだった」と述べた。P5は国連安全保障理事会の常任理事国で、核拡散防止条約(NPT)の下で核保有国と認められている唯一の国々。

同当局者は「今回の実験は中国による急速かつ不透明な核兵器増強が進む中で行われ、地域にとって重大な懸念だ」と述べた。

また、事前通告のための通常の外交メカニズムに参加せずにこうした核搭載可能なミサイルを発射することは「無責任だ」と批判した。

その上で「戦略的安定と軍備管理を巡る有意義な協議に応じるよう中国政府に強く求める」とし、米国は「同盟国やパートナーへの防衛上の関与を引き続き堅持する」と述べた。

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