Hiroko Hamada
[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続落し、前営業日比2.11%(1437円91銭)安の6万6819円05銭で取引を終了、節目の6万7000円を割り込んだ。前日の米国市場での半導体株安や、中東情勢を警戒した原油高を嫌気した売りが出た。韓国株の軟調な動きも重しとなった。指数寄与度の大きい人工知能(AI)・半導体関連の調整が続いたが、出遅れ銘柄への買いもみられた。
日経平均は前営業日比0.81%(552円80銭)安でスタートした後、下げ幅を広げ、前場序盤に6万7100円台まで下落。その後は、一部の銘柄に押し目買いが入り、一時プラス転換する場面もみられた。ただ、後場に入ると、韓国株の軟調な動きに連動する形で日経平均も下げ幅を拡大。大引けにかけて半導体関連銘柄への売りが強まり、安値引けとなった。米WTI原油先物は1バレル=72ドル台で推移し、原油高も重しとなった。
東海東京インテリジェンス・ラボのシニアアナリスト・澤田遼太郎氏は「日経平均は25日移動平均線を下回り、そろそろいいところまで調整したのではないか」と話す。目先は企業決算シーズンに入る中で、株価が反転する可能性もあるという。ただ、「日経平均が7万2000円台を超えて最高値を付けるのか、あるいは高値を超えられず失速するかは見極めたい」と話した。
TOPIXは1.37%安の4006.43ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.37%安の2066.46ポイントだった。プライム市場の売買代金は11兆1412億7700万円だった。東証33業種では、鉱業、海運、パルプ・紙など9業種が値上がり。非鉄金属、精密機器、機械など24業種は値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が続落し、2.63%(19.20ポイント)安の711.43ポイントだった。
個別では、キオクシアホールディングスが朝安後プラスに転じたが、小幅安で終えた。その他、アドバンテストや東京エレクトロンが軟調。
きょう決算を発表したアサヒグループホールディングスは堅調だった。内需関連の一角はしっかりで、花王や高島屋、三越伊勢丹ホールディングスが買われた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが564銘柄(36%)、値下がりは960銘柄(61%)、変わらずは34銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 66819.05 -1,437.9 67704.16 66,819.05
1 ─68,432.68
TOPIX 4006.43 -55.83 4041.75 4,006.43─
4,065.09
プライム市場指数 2066.46 -28.78 2086.27 2,066.46─
2,096.62
スタンダード市場指数 1625.70 -15.80 1637.71 1,625.70─
1,639.97
グロース市場指数 918.72 -23.05 936.10 918.72─93
6.10
グロース250指数 711.43 -19.20 725.93 711.43─72
5.93
東証出来高(万株) 236115 東証売買代金(億 111412.7
円) 7