Laurie Chen
[北京 7日 ロイター] - 中国を訪問中のオランダのシュールツマ通商相は7日、半導体メーカー、ネクスペリアを巡る問題の解決に向け、オランダと中国は「極めて良好な形」で協力していると語った。オランダの通商相の訪中は2018年以来初めてで、中国政府との関係を再構築する狙いがある。訪中は3日間の予定。
シュールツマ氏は北京で王文濤商務相と会談した後、ロイターに対して「率直かつ前向きな協議を行った。摩擦や問題が多かったこれまでの局面と決別したいという思いが双方にあった」と述べた。
オランダに本社を置く半導体メーカー、ネクスペリアは中国のウィングテック・テクノロジーの傘下にあるが、オランダ当局が2025年終盤に国家安全保障上の懸念から介入して以降、経営権とガバナンスを巡って中国の親会社との対立が続いている。ネクスペリアの中国部門は欧州部門からの独立を宣言、中国のサプライヤーからウエハーを調達していると明らかにした。
シュールツマ氏は、両国はこうした対立の影響を抑えるべく建設的に取り組んでいるとした上で、ネクスペリアの欧州部門と中国部門の合意によって持続的な解決策が実現される必要があると強調した。