Shariq Khan

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は7日、イラン戦争による混乱の影響を受けた世界の石油生産量と貿易量は今年末までに完全に回復する見通しだと発表した。

EIAによると、世界の指標となるブレント原油価格は第3・四半期のスポット市場で1バレル当たり平均74ドル前後となり、6月の平均85ドルから下落する見通し。先月時点では、平均101ドルを超えると予測していた。

EIAは、これまで中東全域で停止していた石油生産の大部分が、2027年第1・四半期までに再開されると見込んでいる。これにより世界的な供給が増加し、備蓄からの取り崩しが減少するため、石油市場は供給過剰の状態に戻り、価格に下押し圧力がかかるだろうと述べた。

7月の短期エネルギー見通し報告書で「今後1年間にわたる石油在庫の積み増しが原油価格に引き続き下落圧力をかけるものと予想される」と述べた。

EIAは現在、来年を通じての石油価格平均を1バレル=約65ドルと予想しており、79ドル超という以前の予測から下方修正した。

原油価格の下落は、米国のガソリン小売価格の下落に寄与すると指摘。米国の自動車用燃料価格は第3・四半期に1ガロン当たり平均約3.80ドルになると見込んでおり、第2・四半期の同4.21ドルから下落する見通しだ。

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