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[ロンドン 7日 ロイター] - 反移民を掲げる英右派政党「リフォームUK」のファラージ党首(62)は7日、下院議員を辞任し、辞職に伴って実施される補欠選挙に出馬して有権者の信を問うと表明した。ファラージ氏を巡っては、2024年7月の総選挙で当選する前に富豪から受け取った暗号資産(仮想通貨)500万ポンド(670万ドル)の献金について適切な開示がなされていないとして、倫理監視機関の調査を受けるなど疑惑が噴出していた。

ファラージ氏はテレビで中継された演説で、これは自身の信用を傷付けようとする既成勢力との「戦い」だと主張し、英国のリベラルなエリート層による「集団攻撃」に対する怒りをぶちまけた。その上で出直し選挙は「国民対既成勢力の補欠選挙になるだろう」と訴えた。

寄付を受けた理由については、自身の警護費用を賄うために支持者からの資金援助が必要だったとし、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を実現すべきだとする自身の理念のために政界進出を決め、高給の仕事を辞めざるを得なかったためだと説明した。

これに対し、主要政党はファラージ氏が厳しい監視の圧力に屈した表れだと評し、与党の労働党や最大野党の保守党などはエセックス州クラクトン選挙区での補欠選挙に候補者を擁立しないと表明した。

スターマー首相(労働党党首)は「必死のパフォーマンスだ」と批判し、スターマー氏の後継候補になると目されているアンディ・バーナム下院議員の報道担当者は「深刻な疑惑から世間の目をそらすための小細工」だとこき下ろした。

保守党党首のケイミ・ベーデノック党首は米政治専門サイト「ポリティコ」のイベントで、ファラージ氏の演説について「私が目にしたのは、プレッシャーに耐えきれず崩れかけている男の姿だった」と皮肉った。

リフォームUKは1年超にわたり、支持政党を尋ねるほぼ全ての世論調査で首位を維持している。

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