Nupur Anand Deborah Mary Sophia
[7日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは7日、ドル建て社債の発行を通じて250億ドルを調達する計画を明らかにした。巨額の人工知能(AI)投資資金を獲得する取り組みの一環。
テック各社はAIインフラ構築の資金を確保するため、社債発行や株式の売り出しを活用。アマゾンのほか、グーグル親会社アルファベット、マイクロソフト、メタの今年のAI分野への合計投資額は7000億ドルを超える見通しとなっている。
ブルームバーグ・ニュースの報道によると、今回の起債では募集期間中の最大需要が620億ドルに達したという。
投資条件規定書(タームシート)によると、今回の発行は固定金利債と変動金利債を組み合わせたもので、8つのトランシェに分かれており、満期は2029年から66年までとなっている。
アマゾンの広報担当者は、社債販売で調達した資金は、将来の設備投資や期限が迫る債務の償還を含む事業目的に使用されると述べた。
資金調達のために債券や株式の発行に頼ることは、これまで投資を手元資金で賄ってきた巨大テック企業にとっては大きな方針転換と言える。
アルファベットは先月、規模を拡大した株式売り出しを通じて約850億ドルを調達すると発表。メタは昨年10月の同社過去最大となる300億ドルの社債発行に続き、今年初めには250億ドルの投資適格債を販売した。
アマゾンは取引所への提出書類の中で、バークレイズ、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、モルガン・スタンレーが今回の起債の共同ブックランナーを務めることも表明した。