[7日 ロイター] - 米国株式市場は反落し、ナスダック総合指数は1%超の下げとなった。人工知能(AI)主導の株高の持続性を巡る懸念が強まる中、マイクロン・テクノロジーをはじめとする半導体株が下落し、相場を圧迫した。

韓国のサムスン電子は7日、第2・四半期の営業利益が前年同期比で19倍に増加するとの見通しを示したが、投資家の高い期待を満足させることはできず、アジアと米国の半導体株が下落した。

マイクロンは4.7%安、サンディスクは7.3%安。フィラデルフィア半導体株指数は4.65%下落し、年初来の上昇率は約74%に縮小した。

中国のAI新興企業ディープシークが独自のAIチップを開発しているとロイターが報じたことも、半導体株の高値警戒感に拍車をかけた。ディー​プシークはこれにより、米エヌビディアや中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のチップへの依存度を低減できる可能性がある。

メモリー半導体メーカーや他のAI関連銘柄を巡っては、AIデータセンターの構築に関連して株価が急伸したことで割高になり過ぎているのではないかとの懸念が広がる中、ボラティリティーが高まっている。

ホライズン・インベストメンツのポートフォリオ管理責任者ザカリー・ヒル氏は「きょうの状況はここ数週間続いてきたものと同じで、AI構築や半導体、メモリーの熱狂的な上昇後に起きているローテーションだ。これらの企業に対する期待はもはや超えることがほぼ不可能な水準に達している」と述べた。

韓国のSKハイニックスによる10日のナスダック市場での取引開始も、半導体株への需要を測るもう一つの試金石となる。

イーロン・マスク氏率いるスペースXは7%近く下落。同社株はこの日、ナスダック100指数構成銘柄としての取引初日となった。

S&P総合500種の11業種のうち8業種が下落し、工業や素材が下げを主導した。

フィザーブは1.8%上昇。デビットカード決済を扱う決済インフラ事業の売却についてJPモルガンやバンク・オブ・アメリカなど米銀と協議したと報じられた。

S&P500構成銘柄では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.3対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は175億株。直近20営業日の平均は233億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 52925.15 -130.76 -0.25 53104.06 53289.30 52774.17

前営業日終値 53055.91

ナスダック総合 25818.69 -302.47 -1.16 25960.13 26010.02 25684.15

前営業日終値 26121.16

S&P総合500種 7503.85 -33.58 -0.45 7516.63 7536.06 7478.63

前営業日終値 7537.43

ダウ輸送株20種 21772.71 -98.34 -0.45

ダウ公共株15種 1161.37 +12.72 +1.11

フィラデルフィア半導 12300.52 -599.63 -4.65

VIX指数 16.13 +0.56 +3.60

S&P一般消費財 1916.91 -8.39 -0.44

S&P素材 646.00 -6.37 -0.98

S&P工業 1544.00 -26.16 -1.67

S&P主要消費財 942.89 +9.28 +0.99

S&P金融 932.55 -1.58 -0.17

S&P不動産 285.51 +4.22 +1.50

S&Pエネルギー 835.75 +24.54 +3.03

S&Pヘルスケア 1919.04 +29.32 +1.55

S&P通信サービス 472.86 +2.85 +0.61

S&P情報技術 6546.92 -107.83 -1.62

S&P公益事業 464.24 +4.20 +0.91

NYSE出来高 12.87億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 67845 - 575 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 67770 - 650 大阪比

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