[7日 ロイター] - 英金融大手HSBCが、リスクの高いプライベートクレジット顧客への融資を停止していると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が7日、事情に詳しい関係者3人の話として報じた。

同セクターでは大型の破綻が相次ぎ、与信基準への疑念が高まる中、銀行の間でエクスポージャーを削減する動きが出ている。

同紙によると、HSBCはリスクに見合う十分なリターンが得られないプライベートクレジット・ファンドへの融資を停止する方針を決定し、一部の顧客に対し、融資枠を更新しないと伝えた。代わりに、よりリスクの低いプライベートクレジット・ファンドに注力する方針だという。

HSBCは通常の営業時間外のため、ロイターのコメント要請にすぐに応じなかった。

プライベートクレジット融資へのエクスポージャーは、欧州最大の銀行であるHSBCを悩ませており、同分野を巡る懸念が高まっている。HSBCは5月、英住宅ローン会社マーケット・フィナンシャル・ソリューションズの破綻に関連して4億ドルの損失を計上した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。