そこで、コルチゾールが落ち着く「起床から約2時間後(9時~10時頃)」に、カフェインを注入することで覚醒効果を活かせるようになります。

一方、「午後2時(14時)以降」は控えることをおすすめします。カフェインには、体内の濃度が半分になるまでの時間である「半減期」があり、およそ5〜6時間です。つまり、14時にコーヒーを飲んでも、その効果がすぐに消えるわけではなく、夜20時の時点でもまだ半分の量が体内に残っているのです。

睡眠の質を下げないための〆切の目安が「14時」です。朝のコーヒーは「起床2時間後」。午後のコーヒーは「14時(午後2時)まで」。この「2つの時間」を目安にカフェインを活用していきましょう。

佐々木 淳(下関市立大学教養教職機構准教授)

※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
presidentonline.jpg
ニューズウィーク日本版 戦後版・失敗の本質
2026年7月14日号(7月7日発売)は「戦後版・失敗の本質」特集。

平和と繁栄を謳歌した戦後も「敗戦」だった――7つの国家危機から読み解く衰退の原因

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます