[29日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が、例年年央に行っているゲイツ財団への寄付について、今年は先送りしていると、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が29日に報じた。財団が、性的人身売買の罪で起訴され自殺した富豪エプスタイン氏との関係について実施している調査の結果を見極めるためだという。
ゲイツ財団は、共同創設者で会長のビル・ゲイツ氏とエプスタイン氏の交友関係を巡って批判にさらされている。1月に米司法省が公開したメールでも、エプスタイン氏と財団職員との間のやり取りが明らかになっている。
ゲイツ財団のマーク・スーズマン最高経営責任者(CEO)は、財団とエプスタイン氏との過去の関わりを検証するため、外部調査を委託した。結果は夏に公表される見通し。
WSJはバフェット氏に近い関係者の話として、同氏が寄付を行うかどうかの判断を先送りしており、毎年恒例の感謝祭の書簡を出す時期までずれ込む可能性があると報じた。
バークシャー・ハサウェイの会長を務める95歳のバフェット氏は、過去20年間に約470億ドル相当のバークシャー株をゲイツ財団に寄付してきた。