Anshuman Tripathy

[29日 ロイター] - 米建設資材大手マーティン・マリエッタ・マテリアルズは29日、石灰石を手がけるロイスト・ノース・アメリカを135億ドルの現金・株式で買収すると発表した。石灰製品の需要拡大を取り込む狙い。

マーティン・マリエッタによると、買収資金は現金70億ドルと65億ドル相当の株式で賄う。年間のコスト相乗効果は約8500万ドルを見込む。

ワード・ナイ最高経営責任者(CEO)は、米国におけるインフラ、先端製造業、エネルギー開発、産業拡大への投資を背景に、高品質な石灰製品の需要は今後数十年にわたり底堅く推移するとの見通しを示した。

米建材業界では、データセンター建設ブームに加え、新築住宅や補修・改装需要の高まりを受け、M&A(合併・買収)が活発化している。

ベルギーの産業大手ロイスト・グループを所有するベルグマンス家は取引完了後、マーティン・マリエッタの株式の約15%を保有する見込み。

今回の取引により、「サンベルト」地域の都市圏に位置する採石場、生産施設、物流ターミナルおよび20億トンの石灰石埋蔵量がマーティン・マリエッタの資産に加わる。

ロイスト・ノース・アメリカは高カルシウム石灰、ドロマイト石灰、工業用鉱物製品を製造しており、これらは北米全域の鉄鋼生産やインフラ、大型非住宅建設で使用されている。

取引は規制当局の承認を経て今年下半期に完了する見通し。

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