Pablo Sinha

[30日 ロイター] - 30日の取引で金価格が1%超下落している。月間ベースでは2008年10月以来最大の下げとなる見通し。中東情勢を巡る不透明感が後退する一方、米国で高止まりするインフレを抑制するための利上げ観測が強まっている。

金現物は0221GMT(日本時間午前11時21分)時点で1.5%安の1オンス=3956.92ドル。月間では12.7%下落しており、4カ月連続の下落となる見込み。米金先物8月限は1.7%安の3969.30ドルとなっている。

四半期ベースでも24年以来となるマイナスを記録する見通しで、下落率は13年4─6月期以来の大きさとなりそうだ。イラン戦争でエネルギー価格が急騰し、インフレ懸念と利上げ観測が強まったことが背景。

マレックスのアナリスト、エドワード・メイア氏は「高インフレ、高い利上げ観測、ドル高がそろっており、これらが通常は金相場の上昇につながる強気要因を全て打ち消している」と指摘した。

同氏は年後半の金価格が3500─4400ドルのレンジで推移すると予想した。

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