Andrew Mills

[ドーハ/ドバイ/ワシントン 29日 ロイター] - 米国とイランの交渉団は今週、カタールのドーハに入る予定だが、イランは29日、会談の予定はないと表明し、協議の見通しが不透明になっている。

トランプ米大統領は交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、イランが会談を要請しており、ドーハで行われる予定だと述べた。詳細は明らかにしなかった。

ホワイトハウスのレビット報道官もFOXニュースに対し、「(米政権の)ウィットコフ中東担当特使と(トランプ米大統領の娘婿)クシュナー氏が、今週ドーハへ向かい、ハイレベル会合を行う予定だ。これと並行し、技術的な協議も行われる」と述べた。

イランも今週、実務代表団をカタールに派遣するが、外務省のバガイ報道官は米側の訪問とは「無関係」で、両国の協議は予定されていないと述べた。

バガイ氏は「今後数日間に米国側といかなるレベルの交渉会合も行わない」とした。

両国が協議の予定でさえ食い違っていることは、17日の合意の脆弱(ぜいじゃく)さを浮き彫りにしている。

米国とイランは週末にかけて攻撃の応酬を繰り広げた。その後、相互に攻撃を停止し、ホルムズ海峡を巡る対立に関する協議を再開することで合意した。レビット報道官は「われわれとしては、停戦協定を順守している。暴力には暴力で対抗する」と強調。「トランプ大統領の指示の下、米国は商船への攻撃に対応してきた。今後もこうした事態は起こり得るが、起こらないことを願っている。大統領は和平プロセスの進展を望んでいる」と述べた。

トランプ氏は大統領執務室で記者団に対し、「ドーハでの会合は重要かもしれないし、そうでないかもしれない。これから分かるだろう」と語った。

同時に「軍事的にわれわれは勝利しつつある」との立場を維持し、イランの核兵器製造を阻止しなければならないとの条件を改めて示した。

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