実は抹茶の定義はない

実は抹茶の定義はない。

国内ではてん茶は遮光し、葉を青くして甘みを出すのが一般的だが、世界では葉が黄色っぽく渋みや苦味が残るものや、別の植物の粉が「抹茶」として販売された事例もある。

農研機構が2015年から抹茶の定義のISO(国際標準化機構)規格化に向けた取り組みを始めてはいるが、西は市場の混乱に歯止めをかけるためにも、非営利の国際団体をつくれないかと昨年から周囲に相談していた。

準備期間を経て4月22日に設立されたのが、一般社団法人「インターナショナル・マッチャ・アソシエーション(IMA)」だ。

代表理事には茶文化と産業を結ぶプロデュース業で注目される起業家の岩本涼。理事には西のほか、スペシャルティコーヒー協会CEO、イタリアの食のサステナビリティの研究者、アメリカの茶文化研究機関の創設者ら、国籍も専門も多彩な抹茶の有識者が名を連ねる。

活動内容は定義や基準の策定、生産や市場に関する調査・研究、抹茶バリスタ育成など教育・資格認定事業、国際会議の開催などで、関連産業全体の国際基盤づくりと、共有ビジョンに基づく知識や実践の世界的な普及を急ぐ。

11月には東京で国際抹茶会議を開催予定
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