[バグダッド 25日 ロイター] - イラクは石油輸出国機構(OPEC)の生産枠が大幅に引き上げられない場合、利用可能なあらゆる選択肢を検討する方針で、すでにOPEC脱退も検討した。同国の石油政策に詳しい複数の情報筋がロイターに明らかにした。

イラクはOPEC創設メンバー5カ国のうちの1つでOPEC第2位の産油国。今年すでにアラブ首長国連邦(UAE)がOPECを脱退した。

イラク石油省の高官はロイターに対し、イラン戦争の影響でイラクは深刻な財政危機に直面しており、生産枠の大幅な引き上げは不可欠だとし、極めて真剣に検討すべき問題だと主張。

「サウジアラビアやその他のOPEC加盟国は、この問題を最大限真剣に扱うべきだ。そうでなければ、イラクは利用可能なあらゆる選択肢を検討せざるを得なくなる」と述べた。

OPEC脱退について協議したかと問われると、「その段階は時期尚早だ」と答えた。

イラク政府報道官は、同国が原油の完全な輸出能力の回復に取り組んでいると述べたが、OPECの生産枠や脱退の可能性についてはコメントは控えた。

イラクのザイディ首相は24日、同国の生産能力と人口に見合った原油生産量の引き上げをOPECに求めていると述べた。国営イラク通信(INA)が報じた。

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