Hiroko Hamada
[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3営業日ぶりに大幅反発し、前営業日比3191円37銭高の7万2366円34銭で取引を終えた。米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算内容を好感する形で、AI(人工知能)・半導体株が幅広く買われた。特に指数寄与度の大きい銘柄が大幅高となり相場を押し上げ、日経平均は7万2000円台を回復。終値ベースの史上最高値を更新した。
日経平均は前営業日比939円高でスタートした後、上げ幅を拡大し、節目の7万1000円台に乗せた。後場に入ってからも買いの勢いは強まり、後場終盤に3419円高の7万2594円22銭で高値を付け、取引時間中の史上最高値(7万2831円73銭=22日)に迫った。原油価格の下落も好感され、幅広いセクターで買いが先行。プライム市場では7割近くの銘柄が値上がりした。
韓国半導体大手SKハイニックスが、投資家層の拡大と人工知能(AI)用チップの生産能力増強を図るため、米国預託証券(ADR)の上場を通じて最大45兆4500億ウォン(294億3000万ドル)を調達する計画だと前日に発表したことも好感された。
極東証券経済研究所の代表取締役社長・佐藤俊郎氏は「米マイクロンの決算を受けて半導体・AI需要に対する懸念が後退し、関連銘柄を買い戻す動きが強まった」と話す。目先については、引き続きAI関連が買われやすい一方で、「政府の戦略17分野への投資の材料もあり、国策に絡むセクターにも関心が向かいやすいのではないか」(佐藤氏)とみられている。
TOPIXは1.33%高の4016.47ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.32%高の2071.65ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆9137億9400万円だった。東証33業種では、電気機器、情報・通信、ガラス・土石製品など23業種が値上がり。鉱業、海運、保険など10業種が値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.69%高の700.14ポイントと、小幅に反発した。
個別では、キオクシアホールディングスが12%超高。ソフトバンクグループ、アドバンテストも大幅高となった。堺化学工業、太陽誘電も大幅上昇した。
工作機械大手の牧野フライス製作所は9%超高。日本産業推進機構(NSSK)が同社に対して1株当たり1万6000円程度での買収を再提案したとの報道が手掛かりとなった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1043銘柄(66%)、値下がりは471銘柄(30%)、変わらずは48銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 72366.34 +3,191.3 70114.09 69,982.67
7 ─72,594.22
TOPIX 4016.47 +52.71 4001.59 3,987.08─
4,032.66
プライム市場指数 2071.65 +27.04 2063.08 2,056.85─
2,079.94
スタンダード市場指数 1629.19 +15.18 1625.91 1,622.71─
1,634.07
グロース市場指数 899.37 +4.60 903.34 892.44─90
3.34
グロース250指数 700.14 +4.83 702.56 693.83─70
2.56
東証出来高(万株) 233321 東証売買代金(億 109137.9
円) 4