[東京 25日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 161.81/161.84 1.1361/1.1362 183.86/183.87
午前9時現在 161.77/161.78 1.1351/1.1357 183.67/183.68
NY午後5時 161.79/161.81 1.1357/1.1360 183.75/183.79
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤とほぼ変わらずの161円後半で推移している。米国の利上げ観測が高まる中で、市場の関心は米国の個人消費支出(PCE)価格指数の発表に寄せられている。午前中にはこれまでの連騰の反動で一時売り戻される場面もみられたものの、すぐに持ち直した。
ドルは朝方からやや売りが優勢で推移し、仲値公示後に一時161円半ばまで下落する場面もみられた。すぐに切り返してからは161円後半でのもみ合いが続いた。田村直樹日銀審議委員の発言が伝わったものの、市場の反応は限定的となった。
米国の利上げ観測が高まる中で、PCEへの関心は高い。「足元で利上げ観測は高まっているが、その方向性に確信を持っている参加者は多くないのではないか」(国内銀行の為替ディーラー)との声があり、データ次第では相場が不安定化する可能性があるという。原油価格の下落に伴って今後のインフレ低下も予想されるが、今回の数字では先行きは見通せないとの見方が優勢だ。
外為どっとコム総合研究所の神田卓也シニア為替アナリストは、利上げが遅れてインフレが加速した2022年の記憶は新しく、「今回は早めに動かざるを得ないと市場がみるのは自然」だと指摘。PCEなどインフレ指標の上振れ方向には「特に大きく反応がありそうだ」とし、162円の節目を突破すれば弾みがついて上昇が加速するリスクもあるとみている。