[バンコク 25日 ロイター] - タイ商務省が25日発表した5月の貿易統計によると、輸出(通関ベース)は前年比10.6%増で、ロイターがまとめたアナリスト予想の12%増を下回った。前月は23.1%増だった。
・最大の輸出先である米国向けは前年比33.5%増。中国向けは2.5%減だった。
・輸入は35.1%増で予想と一致した。
・貿易収支は57億1000万ドルの赤字。予想は61億2000万ドルの赤字だった。
・1─5月の輸出は前年同期比17%増。2025年の輸出は12.9%増だった。
・商務省の高官は会見で、26年通年の輸出は8%増加と予想した。世界的な緊張の緩和や堅調なハイテク需要に支えられるとした。
・年内の月次輸出について1桁台の伸びを予想した。
・関税を巡る不確実性を背景とした米国向け輸出の前倒しが、26年これまでの伸びを押し上げてきたが、この動きは和らぐと指摘した。
・米国の関税措置は予想以上に厳しくなることはないと見込まれ、輸出業者は対応可能とみられると述べた。
・タイ中央銀行は24日、主要政策金利を据え置き、26年の経済成長率予想を2.3%に引き上げた。輸出は14%増と予想した。