Arasu Kannagi Basil Pragyan Kalita
[24日 ロイター] - 米投資銀行ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループが24日発表した第2・四半期(2026年3月-5月)決算は、資産運用部門の不振が好調な合併・買収(M&A)助言業務や株式引受業務による増収効果を相殺し、利益が市場予想を下回った。これを受け、同社株は時間外取引で1.4%下落した。
3-5月期の普通株主帰属の純利益は2億2620万ドル。1株当たり利益は1.02ドルで、LSEGがまとめたアナリスト予想の1.16ドルに届かなかった。
資産運用手数料と投資リターンの合計収入が前年同期比35%減少。経営破綻した自動車部品メーカー、ファースト・ブランズに関連したエクスポージャーを抱えていた傘下の資産運用部門ポイント・ボニータなど複数のファンド戦略の運用成績低迷が響いた。ジェフリーズは資産運用部門の立て直しを進めている。
一方、投資銀行部門の純収入は前年同期比57.5%増の12億1000万ドルとなり、過去最高を更新した。助言業務の収入が47%増加したほか、株式発行引受手数料も増えた。
株式資本市場(ECM)業務も好調だった。新規株式発行市場が底堅く推移したほか、プライベートエクイティ(PE)ファンドが保有株式の売出しを通じて投資回収を進めたことが追い風となった。株式引受収入は前年同期の3倍超となる3億7070万ドルに増加した。幅広い業種での案件増加が寄与した。
トレーディング部門を含むキャピタルマーケッツ事業の収入は7億9930万ドルと、前年同期比13.5%増加。このうち株式トレーディング収益は14%増の6億0080万ドルとなり、四半期ベースで過去最高を更新した。債券トレーディング収入も12%増加した。