[ベルリン 24日 ロイター] - 欧州各国の首脳は24日、来月アンカラで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に、より強固な防衛パートナーシップへの取り組みを改めて確認した。トランプ米大統領との対立や、欧州の主要国間の緊張を受けた動き。

英国、フランス、イタリア、ポーランドの首脳をベルリンに招いたドイツのメルツ首相は7月7─8日のNATO首脳会議について、防衛面でより強いリーダーシップを発揮するという欧州の決意を示す場になるとし、「われわれは同盟を刷新したい。その欧州の柱を強化している」と語った。

共同声明では「欧州・大西洋の安全保障と大西洋をまたぐ絆への揺るぎないコミットメント」を確認した。

欧州の主要パートナー間ではこのところ、防衛・安全保障を巡る緊張を露呈する事案がいくつか起きていた。

ドイツとフランスは、戦略や運営を巡る意見の相違から、長期にわたり遅延していた次世代戦闘機共同開発計画を断念した。

米政府はここ数カ月、米国とイスラエルによる対イラン戦争への支援にNATOが消極的だと批判し、欧州駐留米軍の縮小もちらつかせている。

また、イタリアやポーランドなど一部の欧州諸国は、英仏独がウクライナとの協議から他国を締め出していると批判している。

メルツ氏は意見の相違には直接触れず、米国との強固なパートナーシップを含め、共同のアプローチを強化する狙いを強調した。

「われわれはこの道を共に歩んでいる」とし、「防衛政策で一国だけの行動を取ることは誤りだ」と述べた。

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