[バンコク 24日 ロイター] - タイ中央銀行は24日、政策金利を市場予想通り2会合連続で1.00%に据え置いた。また、成長率見通しを引き上げるとともに、供給面の圧力が和らぐ中、インフレ率が来年に低下するとの見通しを示した。
据え置きは全会一致で決定。声明で「タイの経済拡大は従来の予測よりも堅調になると見込まれるが、成長率は依然として低く、地域によってばらつきがある」と述べた。
政府が4000億バーツ(120億ドル)の追加借入計画を発表したことを受け、今年の経済成長率を2.3%と予測。今月に入ってから示したばかりの2.0%から上方修正した。4月時点では1.5%を見込んでいた。
また、2027年の成長率を1.8%と予測。こちらも6月上旬時点の1.7%から引き上げた。
タイ経済は、昨年2.4%の成長を記録したが、近隣諸国に比べて伸び悩んだ。
今年の総合インフレ率は平均2.8%と予測。6月上旬時点の3.0%から引き下げた。中銀目標は1─3%。27年のインフレ率は1.4%と見込まれている。
中銀は「中東紛争を巡る情勢は改善傾向にあるものの、コストが高止まりする中での企業によるコスト転嫁や、中期的なインフレ期待については注視が必要だ」と述べた。