Mayu Sakoda

[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比613円41銭安の6万9174円97銭で取引を終えた。前日の米ハイテク株安や短期的な過熱感を冷ます動きが続き、人工知能(AI)・半導体関連株の一角に利益確定売りが広がった。指数寄与度の高い銘柄の値動きが荒くなる中、日経平均は一時1300円超安となった。

日経平均は173円安で寄り付き、ほどなくしてプラス転換し、一時430円高の7万0218円71銭の高値を付けた。日経平均は前日に2500円超安となったほか、時間外取引での米株先物指数や主要アジア株はしっかりとなったことから、押し目買いの動きもみられた。

買い一巡後は再びマイナス圏に沈み、1327円安の6万8461円10銭に下落した。キオクシアホールディングス、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンなどのAI・半導体関連株の一角が乱高下し、指数も荒い値動きとなった。米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算発表や、25日に予定されるキオクシアホールディングスの株主総会を控え、関連銘柄を中心に警戒ムードも強まった。

SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は、足元の強いファンダメンタルズに大きな変化がなければ、調整局面では押し目買いが入りやすいと指摘する。一方で、AI関連の巨額設備投資に伴う需要がどこまで持続するかには不透明感も残っており、投資家心理は慎重になっているという。「中長期的な上昇余地は残るものの、目先は警戒感が広がっている」といい、当面の日経平均は7万円近辺での推移を予想している。

TOPIXは0.67%安の3963.76ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.67%安の2044.61ポイントだった。プライム市場の売買代金は12兆5140億1800万円だった。

東証33業種では、値下がりが保険、非鉄金属、石油・石炭製品、銀行、鉱業など23業種、値上がりは医薬品、空運、海運など10業種だった。

主力株では、東京エレクトロン、ディスコ、TDKが3─4%超下落したほか、T&Dホールディングス、第一生命ホールディングスが4─5%超下落した。

半面、シャープは15%超高と急伸、パナソニック ホールディングス、日本電気は4─5%超高となった。

前日に決算を発表したサンリオは小幅安で引けた。朝方は11%超上昇する場面があった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.15%安の695.31ポイントと、続落した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが678銘柄(43%)、値下がりは826銘柄(52%)、変わらずは57銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 69174.97 -613.41 69615.08 68,461.10─

70,218.71

TOPIX 3963.76 -26.62 3987.88 3,938.94─4

,007.63

プライム市場指数 2044.61 -13.75 2057.92 2,031.92─2

,066.69

スタンダード市場指数 1614.01 -5.26 1621.28 1,608.87─1

,635.24

グロース市場指数 894.77 -1.26 901.47 892.37─907

.52

グロース250指数 695.31 -1.06 701.10 693.06─705

.85

東証出来高(万株) 238422 東証売買代金(億 125140.1

円) 8

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