[シドニー 24日 ロイター] - オーストラリアでは24日までに、西オーストラリア州に続き南オーストラリア州でも高病原性鳥インフルエンザH5N1型の感染が確認された。西オーストラリア州では3例目の感染が確認される見込み。当局は、監視と検査を強化した。

近隣のパプアニューギニア(PNG)はオーストラリアからの家禽(かきん)輸入停止措置を取ったものの、その後解除した。

南オーストラリア州のマリナウスカス首相は、同州で感染が確認されたと明らかにした。最初に2例の感染が確認された西オーストラリア州エスペランスから東に1200キロ以上離れたファウラーズ湾近くで死んだ亜南極の海鳥2羽とペリカン1羽が発見されたという。

コリンズ農相は、現時点で人体への脅威はないとし、「鶏肉や卵は通常通り調理すれば、食べても全く安全だ」と述べた。

南オーストラリア州の西部や極西部沿岸にあるアシカの繁殖地では、地上での監視やドローン(無人機)による調査が行われており、高リスク地域では検査の頻度が引き上げられている。

西オーストラリア州は24日、病気や死んだ鳥に関する数十件の報告を受け、同州内で11の検体を検査に回し、3例目の感染が確認される見込みだと発表した。

パプアニューギニアは豪州からの家禽肉、関連製品の輸入を一時的に禁止した。コリンズ氏は、一部の例外を除いて一時停止措置を解除したとの通知をパプアニューギニア側から受けたと説明し、両国が引き続きこの問題で協力していると述べた。

オーストラリアの家禽肉は主に国内向けに生産されているが、パプアニューギニアはオーストラリアにとって最大の輸出市場で、23年は4400万豪ドル(3038万ドル)相当を輸出した。

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