[24日 ロイター] - マレーシア中央銀行は24日、通貨リンギを支える取り組みを強化すると発表した。海外資金の誘致や、国関連企業による海外収益の本国送金を促進する措置が含まれる。

中銀によると、6月に入ってこれまでにリンギが4%以上下落した状況を検証するために開催された金融市場委員会は、同国の経済ファンダメンタルズ(基礎的条件)は依然として堅調であり、国内外国為替市場は引き続き円滑に機能していると指摘した。

会合の詳細は以下の通り。

• 中銀は、最近の通貨安は外国人投資家による慎重なポジション取りと、米利上げ期待の高まりによるものと指摘。

• 金融市場委は、インフレリスクの高まりが重しとなっている中、世界の金融市場は依然として米利上げ観測の高まりに注目していると述べた。

• 金融市場委は、外国人投資家による資金流出を指摘したものの、これは主に今年に入ってからのリンギの堅調な推移に伴うポートフォリオ調整を反映したものと述べた。

• リンギは6月に4.5%下落しているものの、年初来の下落率は2%にとどまっており、アジア新興国通貨の中で最もパフォーマンスの良い通貨の一つとなっている。

• 「非居住者(NR)投資家は、ポートフォリオのポジションにおいて中立的な姿勢をとっているとみられる」と同委。

• 「今後、対外的な動向や国内要因が引き続きリンギの動向を左右すると予想されるが、マレーシアの堅調な経済基盤がリンギに対する持続的な下支えとなるだろう」

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