[北京 23日 ロイター] - 中国の王毅外相は23日、新興国グループ「BRICS」諸国に対し、エボラ出血熱や人工知能(AI)など世界的な課題に共同で対応するとともに、戦略的鉱物資源を巡る協力を強化するよう呼びかけた。中国外務省が声明で明らかにした。
• 王氏はインドで開かれた会合で、BRICS諸国は世界的なエネルギー・食料安全保障の課題に対処するとともに、アフリカでのエボラ出血熱流行に団結して対応すべきだと述べた。
• また、あらゆる形態のテロリズムに断固として立ち向かい、宇宙空間の武器化に反対すべきだとし、AIのリスクを注意深く監視するよう求めた。
• 同氏はBRICSが「多国間主義の旗を高く掲げ」、一国主義や保護主義に断固反対すべきだと表明。
• 「BRICS加盟国は率先して正義のために発言し、公正な結果をもたらすとともに、国際情勢における地位と役割を高める必要がある」と述べた。
• また、紛争や紛争地域の問題を解決するため、対話と政治的解決を支持するよう促した。
• 米国とイランの紛争にも触れ、国際ルールの順守、主権の尊重、サイバー戦争や情報戦など変化する戦争形態への適応の重要性を浮き彫りにしていると指摘した。
• 国営新華社通信の報道によると、王氏は会合で「伝統的および非伝統的な安全保障上の脅威はますます相互に絡み合っており、BRICSが安全保障問題に関する対話と協力を強化することは時宜にかなっている」と述べた。