[モスクワ 23日 ロイター] - ロシアのノバク副首相は23日、ディーゼル燃料の輸出禁止を検討していると明らかにした。ウクライナによるエネルギー施設への攻撃強化を背景にロシアでは燃料不足が報告されており、ロシア紙ベドモスチは対策として燃料輸入の可能性も浮上していると報じている。
プーチン大統領はこの日の政府会合で、首都モスクワ周辺の製油所への攻撃を含むウクライナによる最近の民間インフラへの攻撃について初めて言及。ウクライナによるロシア社会の不安定化を狙ったものとの認識を示し、影響を緩和するため追加対策を講じるよう指示した。
ロシアは世界第3位の原油生産国。ただ、ウクライナによるエネルギー施設への攻撃を受け、多くの地域で燃料販売が制限され、石油製品価格が上昇する中、ガソリンスタンドで長蛇の列が報告されるなど市民生活に影響が出ている。
政府はすでにガソリンとジェット燃料の輸出を禁止しており、ベドモスチ紙はこの日、22日にノバク副首相が議長を務めた会合で燃料輸入が選択肢の一つとして検討されたと報じた。