Marco Aquino

[リマ 18日 ロイター] - 南米ペルーで7日に実施された大統領選決選投票は、故アルベルト・フジモリ元大統領の長女で右派のケイコ・フジモリ氏が小幅に差を広げ、勝利に近づいている。18日時点で点検が残る票はわずか0.6%で、左派候補のロベルト・サンチェス氏は選挙当局に不正があったとして抗議行動を呼びかけた。

4度目の大統領選挑戦となるフジモリ氏のリードは3万9115票。点検待ちの票は同日早朝で約14万票に上り、うち約60%は首都リマと在外有権者の票で、いずれもフジモリ氏が対立候補より強い支持を集めてきた地域だ。

データコンサルタント会社カレイドスのゴンサロ・マルケス代表は「これらはケイコ・フジモリ氏が優位な地域だ。このため、結果が覆る可能性はない」と述べた。

ペルー選挙管理当局による最新の集計結果によると、開票率99.38%の時点で、フジモリ氏の有効得票率は50.11%、サンチェス氏は49.89%となっている。

異議が申し立てられた票の点検と数え直しが続く中、サンチェス氏の政党はフジモリ氏に有利とみられる票の無効化を求める法的手続きを行い、19日にリマで抗議行動を行うよう呼びかけた。

サンチェス氏は18日、リマの党本部で記者会見し、「この選挙はまだ終わっていない」と述べ、選挙当局を批判した。「われわれは(19日に)行進し、私もその先頭に立つ」と語った。

ペルーの選挙審議会(JNE)は19日、サンチェス氏の法的申し立てを審査する。

米州機構(OAS)と欧州連合(EU)の選挙監視団はそれぞれ、投票は正常に行われたとの見解を示し、各候補と国民に対し公式の結果を待つよう求めた。

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