[ニューヨーク 18日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドル/円が一時161.45円を付けた。2024年7月以来、約2年ぶりの円安ドル高水準となる。米連邦準備理事会(FRB)が示したタカ派的な姿勢を踏まえ、年内利上げ観測が強まっていることが背景。主要通貨に対するドル指数も1年ぶりの高値を付けた。
FRBは17日までに開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を3.50─3.75%に据え置いた。金利・経済見通しでは、ウォーシュ新議長は予測提示を見送ったものの、政策担当者9人が年末までに利上げが必要になると予想した。
LSEGのデータによると、金融市場は9月までに利上げが実施される確率を68%と織り込んだ。
CIBCキャピタル・マーケッツの為替戦略責任者サラ・イン氏は、好調な米指標が続いているほか、予想以上のFRBのタカ派的な姿勢がドルを支援しており、「ドルにはさらに上昇余地がある」と述べた。
木原稔官房長官は外国為替市場で円安が進行していることについて、足元の動向に具体的なコメントを控えるとした上で、「為替については必要に応じ、いつでも適切に対応する」との立場を改めて示した。
ドル/円が24年の高値である161.99円を上抜ければ、1986年以来の円安ドル高水準となる。
ドル指数は0.45%高の100.80と、昨年5月以来の高値に達した。
ユーロ/ドルは0.31%安の1.1463ドル、ポンド/ドルは0.62%安の1.3206ドルと、いずれも2カ月超ぶりの安値を付けた。
ドル/円 NY終値 161.37/161.39
始値 160.92
高値 161.80
安値 160.81
ユーロ/ドル NY終値 1.1456/1.1460
始値 1.1460
高値 1.1487
安値 1.1452