Mikhail Flores Nestor Corrales

[マニラ 18日 ロイター] - フィリピン中央銀行は18日、主要政策金利を0.25%引き上げ4.75%にすると発表した。4月に続き2会合連続の利上げとなった。さらなる引き締めの可能性も示唆した。

ロイター調査では、エコノミスト25人中20人が0.25%利上げ、残る5人は0.50%利上げを予想していた。

レモロナ総裁は、必要なら緊急利上げを含め、より大幅な利上げも検討すると表明。「インフレ率を3.0%の目標値に戻すため、さらなる金融措置を講じる用意がある」と述べた。

中銀はインフレ率見通しについて、2026年が6.3%から6.4%へ、27年が4.3%から4.5%へと上方修正。28年は3.1%と予測されている。

5月のインフレ率は6.8%と、前月の7.2%から低下していた。

レモロナ氏は、米国とイランの停戦合意にもかかわらず、紛争中に石油施設が被害を受けたため、原油価格は高止まりする可能性があるとの見解を示した。

「われわれは極めて異例のグローバルな供給ショックに見舞われ、その影響は多くの人が予想していたよりも長期化した」と指摘。「停戦合意が成立した現在でも、今後どうなるかは依然として不透明だ」と語った。

中銀は声明で「本日の決定は、インフレ期待を固定し、二次的波及効果のリスクを和らげるのに寄与する」と述べた。

次回会合は8月に予定されており、キャピタル・エコノミクスはそこでさらに0.25%の利上げが行われると予想。その後は世界のエネルギー価格次第となる可能性が高い。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。