Patricia Zengerle Erin Banco

[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、次期国家情報長官に指名したジェイ・クレイトン氏の承認手続きについて、突如として延期するよう命じた。有権者の本人確認を厳格化する法案の可決に向けて連邦議会に圧力をかける狙いがある。

共和党はクレイトン氏の上院での迅速な承認を目指しており、当初は予定通り承認公聴会を行う方針だった。だが、トランプ氏はクレイトン氏に出席しないよう指示。上院情報特別委員会のトム・コットン委員長(アーカンソー州選出)はその後、公聴会の延期を決めたが、近い将来に指名手続きを進めたいとの意向を示した。

トランプ氏は、パルト国家情報長官代行が当面留任すると表明した。パルト氏を巡っては、与野党から経験不足を懸念する声が上がっている。

民主党は、トランプ氏の側近のパルト氏が長官代行にとどまる限り外国情報監視法(FISA)第702条の更新に応じない構えで、共和党は後任のクレイトン氏の承認を急ぐことで打開を図っていた。

これに対しトランプ氏は土壇場でクレイトン氏の公聴会出席を止め、有権者登録時に市民権証明を義務付ける「SAVEアメリカ法」が成立しない限り、FISA更新を認めない姿勢を打ち出した。

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