Atsuko Aoyama

[東京 18日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 160.63/160.67 1.1510/1.1511 184.91/184.92

午前9時現在 160.60/160.62 1.1506/1.1508 184.80/184.81

NY午後5時 160.64/160.66 1.1499/1.1503 184.76/184.78

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べてほぼ横ばいの160円後半で推移している。市場の想定以上にタカ派的となった米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けたドル買いの流れは続き、午前中は前日に付けた約1年11カ月ぶり高値に再度接近したが、次第に上値が重い展開となった。市場では為替介入が実施されるか警戒が広がっている。

きょう東京時間の朝方は160円後半から緩やかにドルが水準を切り下げたが、仲値公示前後で160.76円に再び上昇。前日FOMC後に付けた2024年7月11日以来の高値である160.79円に接近した。その後は再び上げ一服となり、160円半ばから後半でのもみ合いが続いた。

前日のFOMCについて市場では想定以上にタカ派的な内容との見方が多く聞かれた。米雇用統計などを受けて織り込まれつつあった年内の利上げ観測を、金利見通しなどが「追認する形」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト)となったことがドル買いを促した。

JPモルガン・チェース銀行の棚瀬順哉・為替調査部長は、利上げ開始の半年ほど前からドルが上昇し始めるとの想定から、年後半にかけてはドル/円の上昇圧力がかかりやすいと指摘。足元の状況を受けて、年末164円との自社のターゲットが実現する「蓋然性が高まっている」と話す。一方の日本では消費税減税の恒久化のリスクなど、財政懸念の再燃という円安要因も想定されるとしている。

4月末に実施したとみられる介入の直前の高値である160.72円を上抜けたことを受け、市場では政府・日銀が再度介入に踏み切るかが注目されている。棚瀬氏は、介入が投機筋に対するけん制の意味合いを持つ一方、介入し過ぎれば介入の余力低下を市場が意識する懸念もあり、追加介入に踏み切るとしても「前回と同規模が限度」との見方を示している。

財務省が発表した4月28日―5月27日を対象とする月次の介入実績では、11兆7349億円の介入が行われたことが明らかになっている。

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