[16日 ロイター] - フランス東部エビアンで開催されている主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)は17日、「地政学問題」に関する首脳声明を発表した。
G7首脳らは、中東情勢について、「仲介国の支援を受け、トランプ米大統領の強力な指導力のもとで発表された米国とイランの合意を歓迎する」と表明。制限や通行料のない通航権が国際貿易の基盤であることを改めて確認すると述べた。また、トランプ大統領の覚書(MOU)に続く、強固で包括的な外交合意を強く支持すると言明した。
さらに、レバノンについては、即時かつ強固な停戦を通じ、イスラム教シーア派組織ヒズボラの武装解除や、適切な国際的安全保障を伴う領土保全・主権の保護に向けたレバノン指導部の取り組みを支持すると述べた。
ウクライナについては、「われわれは、ウクライナの自由、主権、領土保全を守るための断固たる支援で結束している」と表明した。重要インフラや文化遺産への攻撃に苦しむウクライナ国民との連帯を改めて確認するとし、「ここ数カ月の戦場におけるウクライナ軍の粘り強さと前進をたたえ、新たな勢いが生まれていることを強調する」との認識を示した上で、ロシアの戦時経済への圧力を強化することを約束すると述べた。