Feras Dalatey Jonathan Saul Dmitry Zhdannikov Edward Carron
[ドバイ 16日 ロイター] - ホルムズ海峡が事実上封鎖される中、米軍はペルシャ湾岸からのエネルギー輸出を維持するため、船舶間で原油を積み替えて搬出する秘密作戦を数十回にわたって支援してきたことが、関係者の話などにより判明した。無人機(ドローン)や無人水上艇、ヘリコプターを使い、船団を待機中のタンカーまで誘導したという。
これは、イランが制裁逃れに長年用いてきた手法と同じものだ。
作戦に詳しい11人の関係者は、原油の積み替えが行われた2カ所を特定した。それは、アラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラ沖と、オマーンのソハール港沖だ。
ロイターが入手した海運データや衛星画像によると、作戦は5月初旬に始まり、少なくとも116隻の船舶が積み替えに関与した。元米当局者を含む4人の関係者によると、今月9日にイランが撃墜したアパッチヘリコプターもこの任務に関与していたという。
ロイターはアパッチが作戦で果たした役割について確認できなかった。米国防当局者はロイターの問い合わせに対して、中央軍の部隊が洋上での船舶間の原油積み替え作戦に参加した事実はないとして否定した。