[シンガポール 17日 ロイター] - シンガポール企業庁が17日発表した5月の石油を除く輸出は前年同月比38.4%増加した。堅調な人工知能(AI)関連需要が集積回路、ディスクメディア製品、パソコン(PC)の輸出を押し上げた。
LSEGのデータによると、伸び率は過去20年間で最大となった。ロイターがまとめた市場予想の31.1%も上回った。
主要市場別では、台湾、米国、中国向け輸出が増加した一方、インドネシア向けは減少した。
電子機器輸出は米国向けが303%増、台湾向けが218.6%増となった。
米通商代表部(USTR)は今月、シンガポールを含む60カ国・地域が強制労働によって製造されたモノの取引を抑制できていないとして、追加関税を課す案を公表。シンガポールの対米輸出品には12.5%の関税を提案した。
シンガポール通商産業省はこれに反論し、国内でこうした違法行為に対して取り締まりを行ってきたと表明。追加関税が発動された場合、シンガポールの対米直接輸出の約3分の1が影響を受ける可能性があるとの見方を示した。