[キーウ 16日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、フランスで開催されている主要7カ国首脳会議(G7サミット)で各国首脳が、ロシアはウクライナでの戦争に勝利していないとの認識で一致したと明らかにした。また、ロシアを交渉のテーブルに着かせるための追加制裁について協議したと述べた。
ロンドンで開かれた「ロイターネクスト欧州サミット」でビデオリンク経由でインタビューに応じたゼレンスキー氏は、G7首脳の間で空気の変化を感じたと指摘。ロシアは戦場での主導権を失っており、民間インフラを意図的に標的にしているとの認識が広がっているとした。
ロイターのアレッサンドラ・ガロニ編集長との対話でゼレンスキー氏は「ロシアは勝利しておらず、多くの兵士を失っている。できるだけ早期に合意しなければならないが、主導権を握っていないという点で認識が一致した」と指摘。
G7サミットの午前中の会合で、首脳らはロシアの石油輸出、銀行部門、軍需生産を標的とした追加制裁について協議したと明らかにした。
さらに、「彼(ロシアのプーチン大統領)は戦争を止めようとはしない。さらなる圧力をかける必要がある」とし、「トランプ米大統領にはそれができると思う。おそらく彼にしかできない」と言及。欧州各国首脳も交渉で役割を果たすことを望んでいると述べた。
ゼレンスキー氏は16日中にトランプ氏と個別の会談を行う予定。