[ロンドン/マドリード 16日 ロイター] - 欧州銀行監督機構(EBA)は16日、銀行の健全性を損なうことなく自己資本ルールを簡素化する提案を発表した。
世界的に、競争力と経済成長の支援に向けて銀行の規制負担を軽減する動きが見られている。欧州連合(EU)では、すでに欧州中央銀行(ECB)が全体的な自己資本要件を緩和せずにルールを合理化する案を提示している。
EBAは「対象を絞り」、「バランスの取れた」提案として、自己資本の構成は変更せず、一部バッファー(緩衝資本)の統合やレバレッジ比率要件の合理化など、自己資本の枠組みに対する限定的な変更の選択肢を示した。
欧州委員会は7月に銀行の競争力に関する評価を公表する予定で、2027年には法案が提出される見通し。
欧州銀行連盟(EBF)は先週、欧州は年間1兆4000億ユーロ(1兆6200億ドル)もの投資不足に直面していると指摘し、成長支援に向けた銀行与信の促進へ銀行規制の簡素化を求めた。